第十一匹

2021年03月22日

今回ご紹介するお魚は西京漬けの定番「さわら」です。

定番のわりに今の今まで紹介してなかったなと思い書かせて頂きました。

さわらと言えば魚へんに春と書いて鰆、と読むように春が旬です。

しかしながら春のさわらは卵の方に栄養がいくので、

そんなに脂はなくあっさりしているのが特徴です。

脂がのってるのが好みの方は冬場のさわらの方がおすすめです。

さわらは体調を整えてくれるお魚です。

さわらに含有されている主な成分は、

DHA、EPA、ビタミンB12、ビタミンD、ナイアシン、カリウム

ビタミンB2、ビタミンB6 、パントテン酸、リン、亜鉛、蛋白質

となっています。

その中でもビタミンB12とビタミンDが多く含まれています。

ビタミンB12は赤いビタミンといわれ、血液中の赤血球を作る造血作用があり、

貧血予防になります。

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を促進する働きがあり、

骨の健康維持をしてくれる成分です。


そして、今回注目すべきポイントはナイアシンです。

ナイアシンはビタミンの一種でエネルギー作りや脂質・糖質の分解、

皮膚・粘膜の炎症の予防、神経症状を防ぐ等の働きがあります。

大きなところでいうと、心の不調、うつや統合失調症の予防、

身近なところでいうと、二日酔いや悪酔いの原因、

アセトアルデヒドを分解してくれるのです。

そのナイアシンがさわらにはビタミンB12、ビタミンDに次いで多く含まれています。


西京漬けの定番の「さわら」も体にとても良いお魚です。

そんな「さわら」の効能効果をまとめると以下のようになります。 

疲労回復、代謝活動の促進、免疫向上、動脈硬化の予防、高血圧の予防、高脂血症の予防

神経の働きを正常にする、うつ予防、 統合失調症の予防、二日酔い

 さらに、白みそに漬けることでみその栄養成分が加わるので、

西京漬けは身体に非常に良い食べ物となります。

これからが旬のさわらの西京漬け

是非ご賞味ください。


京都の西京漬けをオンラインでお取り寄せ

70有余年、老舗の鮮魚店「魚とく」が鮮魚を売る傍らで漬けていた昔ながらの西京漬け。
選び抜いた魚とこだわりの白みそが絶妙に合わさった、代々受け継がれた伝統の味をご家庭で召し上がって頂けます。
魚とくの西京漬け「京のみそ漬」は現在の店主が、京都の本物の味に一人でも多くの方が興味を持ってもらえるようにと、長期保存可能な真空調理法を西京漬けに採用し、京都に初めての西京漬け専門店を開店、全国どこででも召し上がって頂けるように西京漬けの個別パックを発送し始めました。
また冷蔵庫で10日、冷凍庫で2ヶ月保存できますので、手土産や贈り物に最適。いつでも京都の味を堪能して頂けます。 

魚とくの西京漬けの特徴は大きく分けて二つ。魚の切り方と白みそです。
魚は店主自ら、白みその風味が浸透しやすい適度な分厚さに切っています。白みそは白粒みそを使用することで、袋を開けた時と焼けてきた時のみその香りが圧倒的に変わり、口に入れた時も白みその芳醇な香りが鼻から抜け、より一層食欲をそそらせます。そんな白粒みそに様々な調味料、香辛料を加えた創作みそに魚を漬け、魚の臭みを消しつつ、新たな風味を加えた「創作風味みそ漬け」も魚とくの隠れた名物です。梅肉、カレー、抹茶など約十種類の創作みそで漬ける西京漬けは、魚嫌いな方にも好評頂いております。
店主の京都の西京漬けを皆様に召し上がって頂きたいという願いと想いの詰まった、魚とくの「京のみそ漬」お客様の舌でお確かめ頂けると幸いでございます。