第四匹

2021年02月06日

今回は高級料亭などで使われる高級魚、魚とくでも昨年3年ぶりに復活した

「まながつお」をご紹介します。

古くから京都では西京漬けの定番として、さわらの次に有名なまながつお。

水揚げ量も少なく、あっても手が出せないほど高いお魚で、

昨年はコロナの影響で少しばかり値が下がったのでなんとか手に入りました。

やっぱりまながつおは西京漬けにすると美味しいですね。

まながつおは身体作りに役立つお魚です。

まながつおに含有されている主な成分は、

EPA、DHA、ビタミンD、ビタミンB群、不飽和脂肪酸

となっています。 


その中でも注目すべきは、ビタミン類が意外と多いことです。

特にビタミンDとビタミンB12が身体作りに効き目があります。

ビタミンDはたいの時にも書かせて頂きましたが、

カルシウムやリンの吸収を促進する働きがあり、骨の健康維持をしてくれます。

そして、ビタミンB12は赤いビタミンといわれ、

血液中の赤血球を作る造血作用があり、貧血予防になります。


また、まながつおは不飽和脂肪酸が多く含有されています。

不飽和脂肪酸とは、常温では液状になっており、植物油にも多く含まれている脂肪酸です。

その不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸がまながつおには多く含まれており、

このオレイン酸にはLDL(悪玉)コレステロール値を下げる働きがあります。

動脈硬化の予防、高血圧の予防、心疾患の予防などに効果が期待できます。


上品な味わいの「まながつお」も栄養価が高いですね。

では、「まながつお」の効能効果をまとめると以下のようになります。

疲労回復、代謝活動の促進、免疫力向上、動脈硬化の予防、

高血圧の予防、心疾患の予防、高脂血症の改善 

さらに、白みそに漬けることでみその栄養成分が加わるので、

西京漬けは身体に非常に良い食べ物となります。 

味も栄養価も良いまながつおの西京漬け

是非ご賞味ください。


京都の西京漬けをオンラインでお取り寄せ

70有余年、老舗の鮮魚店「魚とく」が鮮魚を売る傍らで漬けていた昔ながらの西京漬け。
選び抜いた魚とこだわりの白みそが絶妙に合わさった、代々受け継がれた伝統の味をご家庭で召し上がって頂けます。
魚とくの西京漬け「京のみそ漬」は現在の店主が、京都の本物の味に一人でも多くの方が興味を持ってもらえるようにと、長期保存可能な真空調理法を西京漬けに採用し、京都に初めての西京漬け専門店を開店、全国どこででも召し上がって頂けるように西京漬けの個別パックを発送し始めました。
また冷蔵庫で10日、冷凍庫で2ヶ月保存できますので、手土産や贈り物に最適。いつでも京都の味を堪能して頂けます。   

魚とくの西京漬けの特徴は大きく分けて二つ。魚の切り方と白みそです。
魚は店主自ら、白みその風味が浸透しやすい適度な分厚さに切っています。白みそは白粒みそを使用することで、袋を開けた時と焼けてきた時のみその香りが圧倒的に変わり、口に入れた時も白みその芳醇な香りが鼻から抜け、より一層食欲をそそらせます。そんな白粒みそに様々な調味料、香辛料を加えた創作みそに魚を漬け、魚の臭みを消しつつ、新たな風味を加えた「創作風味みそ漬け」も魚とくの隠れた名物です。梅肉、カレー、抹茶など約十種類の創作みそで漬ける西京漬けは、魚嫌いな方にも好評頂いております。
店主の京都の西京漬けを皆様に召し上がって頂きたいという願いと想いの詰まった、魚とくの「京のみそ漬」お客様の舌でお確かめ頂けると幸いでございます。